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脂肪を付けずに筋肥大を!トレーニング効果を上げるカーボサイクルとは?

更新日:2023年6月5日


カーボサイクルでボディメイクをする女性のブログ

カーボサイクルは、トレーニングの強度に応じて炭水化物の摂取量を調整する、戦略的なダイエット方の一つです。通常の糖質制限と違い、停滞期も訪れにくく、トレーニング強度も落とさずに行えるので、比較的継続しやすい方法です。トレーニング日と非トレーニング日で炭水化物の摂取量を調整することによって、エネルギーの補充を最適化し、筋肉の成長を促進することを目的としています。


炭水化物摂取量に決まりはないのですが、一般的にトレーニング日には炭水化物を多めに摂取し、非トレーニング日には炭水化物を少なめに摂取するようにします。トレーニング日には、炭水化物がエネルギー源となって筋肉の回復を促進するため、多くの炭水化物を摂取することが重要であり、一方、非トレーニング日には、炭水化物を制限することによって、無駄なエネルギー摂取を抑え、脂肪の燃焼を促進することができます。


カーボサイクルの一例としての基本的な流れは以下の通りです。


1.ハイカーボデイ(=「炭水化物摂取量が多い日」)

→糖質250-300gの摂取 ※原則としてローファット(脂質の摂取量は極力抑える)

脚や背中などの大きな筋肉のトレーニング


2.ミディアムカーボデイ(=「炭水化物摂取量が中程度」)

→糖質150g-200gの摂取 ※原則としてローファット(脂質の摂取量は極力抑える)

上記部位以外の筋肉のトレーニング


3.ローカーボデイ(=「炭水化物摂取量がかなり少なめ」)

→糖質50gの摂取 ※原則としてローファット(脂質の摂取量は極力抑える)

トレーニングオフ(=「非トレーニングの日」)



なお、カーボサイクルで摂取すべき炭水化物、脂質、タンパク質の量には、明確な決まりがありませんので、これはあくまでも1例です。カーボサイクルを行う上で重要なのは、炭水化物の摂取量を適切に調整することです。トレーニングの強度や時間、体重などによって必要な炭水化物の量は異なるため、自分に合った量を見つけることが重要です。通常の糖質制限に比べ、効率良くダイエットや筋トレを進められるでしょう。また、炭水化物以外の栄養素もバランスよく摂取することも大切です。


摂取量の参考として「体重kg×4gの炭水化物摂取で高強度な運動でのパフォーマンスが向上する」という研究結果から考えると、例えば、体重70kgの人の場合、280gの炭水化物が必要となり、ハイカーボデイの摂取量としては適切な量と推測されます。

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