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アルコール摂取はトレーニング後の筋肥大を妨げる?

更新日:2023年5月26日


筋トレ後のアルコールが辞められない女性のブログ

筋トレしている人にとって、アルコールの摂取は、実は良いことは一つもありません。以下に、アルコールの影響が及ぼす可能性のあるいくつかの側面を説明します。


1.筋肉の合成の阻害

筋トレ後のアルコール摂取は、筋肉の合成を遅らせることが分かっています。アルコールを摂取すると、それがどんなに少量でも、筋肉の修復や再生に必要なタンパク質の生成を妨げてしまう為、筋トレ後の数時間に渡る筋肉の合成を邪魔してしまいます。


2.肝臓が解毒優先になる

肝臓には主に代謝(解毒)、胆汁の産生などの働きがあります。 代謝とは、体内の化学物質の量を調節する働きです。 炭水化物、タンパク質、脂質からエネルギーやアミノ酸を産生する代謝や、有毒な物質を解毒する機能があり、 胆汁は消化を助ける働きがあります。アルコールは体には“毒”として認識される為、その代謝は優先して行われ、体から“毒”を早急に出そうと頑張ります。という事は、アルコールの代謝は、食事で摂取した他の栄養素の代謝を後回しにする為、エネルギーやアミノ酸の代謝能力が低下することになります。つまり、筋合成やそれに必要なタンパク質合成、エネルギーの供給が十分に成されない為、筋肉は分解ばかりしてしまいます。


3.男性ホルモンの減少

アルコールは男性ホルモンであるテストステロンを減らし、逆に女性ホルモンを増やすと言うことも研究で分かっています。これは、アルコールが少量でも起こるそうなので、飲まないほうがいいということになります。


したがって、トレーニング後または筋肉回復中にアルコールを摂取すると、トレーニングの成果が妨げられる可能性があることを覚えておくことが重要です。適度な量であれば、アルコールが健康に大きな害を及ぼすことはありませんが、たとえ少量でも筋肉にはメリットが無い為、トレーニングの目的を達成するためには、アルコールの消費を極力控えることが望ましいでしょう。

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